大南 進一 Shinichi Ominami

株式会社ホワイト・ベアーファミリー
海外旅行部 部長
2009年入社

自由組立形旅行商品
ダイナミックパッケージが
個人旅行を変える。

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— 大南さんは海外旅行のご担当ですね?

学校を卒業してから、海外旅行専門の旅行会社に就職しました。
今まで海外旅行一筋です。リーマンショックの年、旅行業界にも不況の波が押し寄せました。本当に辛い時に近藤社長に声をかけて頂き、前職の会社メンバー全員でWBFに入社しました。今でも言葉にできないほど感謝しています。そして当時10名だった海外旅行部のメンバーは、今や32名になりました。

— 最近の海外旅行事業の状況につて教えてください。 

ここ数年で大きく環境が変わりました。
OTA(オンライントラベルエージェント)が、多くのユーザーに支持され、ホテルも航空券も、インターネットで簡単に購入できるようになりました。
旅行に行くために、街角の店舗に出向かなければならないという状況は一変しました。スマートフォン一つで予約もチケット情報の入手も可能になり、ペーパーレスが当たり前になりました。

我社もFIT(個人旅行)商品は、完全にダイナミックパッケージに移行しています。ダイナミックパッケージは、インターネットを介し、システムでお客様が航空券とホテルなどを自由に組み立てる旅行のことです。あらゆる航空会社の行き・帰りの航空便や、様々なホテルや送迎の有無など、それぞれの観光素材がシステムでつながれているので、組み合わせは自由自在で、バリエーションも無限大です。自分流の旅行が何万通りも作れるなんて楽しいですよね。
それまでは、限られた航空会社やホテルなどの選択肢の中から、旅行会社があらかじめ組み合わせたツアーを提案する、というスタイルが当然でした。ですから、このダイナミックパッケージは、旅行のスタイルそのものを大きく変革させました。

そして、システムの導入は、フリープランなどシンプルなツアーをつくる業務費やしていた時間・労力などの大幅な削減につながっています。
まさに、「働き方改革」です。

仕事内容も変わります。「旅行のプロだからこそできる」「人間だからこそできる」もっと企画内容や形態に凝ったツアーの提供ができるようになったわけです。例えば、「アンコールワット」というキーワードで、理想的なモデルコースを提案する、などですね。

また、団体旅行・会社の慰安旅行や報奨旅行など、モデルプランを提案し、多様なオプションを選択できるようにしたいと考えています。幹事の方の手を煩わせずに、WEB上で様々な旅行プランを提案するのです。
それから、今後は「スタディツアー」をより強化していきます。大学のゼミとコラボレーションしたボランティアツアーやインターンシップツアーなどを提案していきます。

— 特に力を入れているディスティネーションはありますか?

インドネシアと台湾です。
インドネシアには、バリ島にWBFの現地法人があり、仕入れ、手配、サービスの提供を行っています。この現地法人があるからこそ、他社と比べてもいい条件できめ細やかなサービスができます。大きな強みですね。それから、インドネシアは、まだ日本人が知らない穴場・観光資源が多数あるんですよ。
それは、台湾も同じです。今の台湾旅行は、台北・高雄などの有名都市ばかりに偏っていることが多いですが、それ以外の地域にも、観光地として魅力的で楽しめるところが多数あります。そこで台湾の専門チームを作ることにしました。台湾での楽しみ方などの情報や、旅の様々なスタイル・あり方を発信するためです。もっと台湾を深掘りして、魅力ある体験をご案内したいと思います。

— 海外旅行部のマネジメントについてお聞かせください。

私たちは全社員で「ハッピーメモリー実践計画書」に取り組んでいます。
これは月単位でチームと個人それぞれの目標を決め、その行動の振り返るものです。目標に対しての行動は、翌月にその振返りをして、次月の目標を立てます。各個人が作った実践計画書は、直属の上司から社長まで回覧され、手書きのコメントを入れた上で、本人に返却されます。褒められると嬉しいし、良いアドバイスをもらえる機会でもあります。また、リーダーとしては、チームメンバーのアイディアや考えていることを知る機会にもなっていて、良いコミュニケーションに繋がっています。PDCAの基本ですね。

この実践計画書にかかわる目標は、決して営業の数字ではなく、お客様や仲間に喜んでもらえる事を書きます。会社の基本的な考え方ですね。この計画書での提案で、情報共有掲示板「ハッピーインフォ」や、フレックス制度の導入、といった業務改善にもつながっています。

また、仕事は楽しくしないといけないと思います。そして、楽しむためには、目標を持たないとダメだ、と。
短期でも長期でも、目標を持たないと達成感がないじゃないですか?チームで達成感を共有できた時は、楽しく、そしてやりがいを感じます。だからこそ、明確な目標を持ち、目標を意識し、楽しむ。そしていつもメンバーに対して全力でぶつかること、をリーダーとして大切にしています。
昨年の表彰パーティでは海外旅行部は目標予算を達成して表彰されました。とても嬉しかったです。メンバー全員達成感でいっぱい。また頑張ろう!とさらなる意欲にもつながりました。

— 今後の展望をお聞かせください。

ITをもっと活用していくことです。 まずは、AIを活用する。お客様への対応の24時間化や自動会話プログラムの導入など、やりたいことがたくさんあります。また、ダイナミックパッケージのシステムをさらに進化させ、ホテルや航空券のデータベースをもっと集めて魅力あるものにしていきたいです。

WBFグループは、多様な観光事業に取り組んでおり、見据えているのは全世界です。
それぞれをもっと高め、活用していけば、さらに新たなビジネスを展開できると思います。