岡上 岳彦Takehiko Okagami

株式会社ホワイト・ベアーファミリー
取締役
1999年入社

WBFだからこそできる
ツアー企画が面白い!

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—WBFの国内旅行の今後の展望をお聞かせください。

インターネットの普及に伴い、当社が旅行パンフレットなどの印刷媒体から撤退したのは2004年のことです。それまでは、創業以来シーズンごとに色鮮やかなパンフレットを制作し、パッケージツアーを販売していました。それが、旅行雑誌、そしてインターネットでの旅行販売へと、販売媒体は変化していったという歴史があります。

今後の国内旅行の形態は、お客様が自由に交通手段・宿泊ホテル・現地での日帰りツアーなどのオプションを組合せするダイナミックパッケージ型です。
背景には、IT技術の進歩があります。航空会社やホテルは、旅行会社に頼らなくても、OTAと呼ばれるサイトや自社サイトでの販売で、お客様を集めることができるようになりました。そして、システムであらゆる観光素材をつなぎ、一つのウェブサイトの中で自由に組み合わせることができるようになり、それが今後もっと発展をし続けるものと考えられます。

現在、国内旅行部ではパッケージツアーの販売が中心ですが、既存のツアーにレンタカーやオプショナルツアーの追加も簡単に予約できるようシステム構築を進めています。あらかじめスタイルが決まっている旅行の提案をするスタイルから発展し、お客様がプライスバリューを感じ、自由に組合せできる楽しさを提供できる国内旅行商品を販売していきたいと思います。

—これからの国内旅行事業について、どうやって差別化をしていきますか。

現在、国内旅行部仕入課の仕事をしています。
WBFだからこそできること、といった他社との差別化を常に意識していますが、パッケージツアーの企画の場合は、どうしても真似されやすい傾向があります。数ある旅行会社の中で唯一自社だけが仕入れて独占販売をする、ということが難しいためです。

しかし、ツアー内容・チケットなどの情報にインターネット上でアクセスできる個人ページの導入や、ツアーを一括でつくるシステムを導入したことで、各社員が仕入や企画に対してもっと時間をかけることができるようになりました。 WBFを選んだからこそ満足いただけるような、独自の商品・サービスを展開していきます。

—差別化をするために具体的に行っているプロジェクトはありますか?

今企画しているのが日中以外の時間に楽しむ沖縄でのバスプロジェクトです。
沖縄には、国内・海外から美しい海や独特の文化を感じようと年間約900万人が訪れますが、私自身これまで何度も行く機会があり、その愛着も人一倍強くありました。

そして、WBFでは沖縄に仕入センターを置いて施設の方々とのパイプを太くし、WBFグループ自身も沖縄でホテルや観光施設などをつくるなどの実績があります。

わが社の沖縄旅行での現地力を強化するにはどうすればいいか?
沖縄の経済に、地域に、どうすれば貢献できるのか?
何度も沖縄に足を運び、現地に飛び込んで地元の方のお話を聞き、自分の目と耳で調査研究し、お客様に喜んで頂けるような、そして他社にはない企画は何かを追求しました。

そこで考えたのが、日中以外の時間帯に、いかに魅力を訴求できるのか、ということです。

注目したのが、沖縄の朝日。

WBFのツアー企画の原点でもあるバスツアーは、こういった時間でしか体験できない価値を大切にできると思いました。

沖縄で日の出といえば東海岸。そして、日の出を見るなら「果報バンタ(幸せ岬)」が良いと地元の方々の情報をもとに、この場所での企画を考えました。
その「果報バンタ」でうるま市の離島4島(浜比嘉島、平安座島、宮城島、伊計島)の各島より、ひとつずつ島の特産物をチョイスし、4つの幸が集まる“4島4幸 朝ごはん”を食べてもらうツアー企画です。

ほか、まだ企画途中ではありますが、夜、船上からの星空観賞ツアーも考えています。沖縄で見る星空は想像するだけでワクワクするのではないでしょうか。
もちろん沖縄だけでなく、北海道や九州など私たちが取り扱っているあらゆる方面で「独自の仕入れ」をし、ツアー企画を進めています。 こういったその地域ならではの観光資源の魅力を伝えること、お客様に実際に体験してもらうことは、私たち旅行会社の使命だと感じています。

お客様に、「しろくまツアーに申し込んで良かった。」「こんな素敵なところに案内してもらって本当に良かった。」と感じていただけたら嬉しいですよね。
やっぱり楽しい仕事、おもしろい仕事は、「お客様に喜んで頂きたい」という強い使命感があってこそできるのだと思います。